海外旅行に行くのに必須なのが「パスポート」。これは0歳の赤ちゃんといえども、自分名義のものが必要です。
というか、そもそも「0歳児のパスポートって可愛い♪」から始まった今回の旅行計画なので、張り切って所得しましたよ!
その手順などをご紹介したいと思います。
※「0歳児のパスポートって可愛い♪」についてはこちら
パスポート用の写真を撮る
パスポート所得の必要書類その1が「写真」です。
「正面向き」「背景・影なし」「大きさ」などの条件を満たしていれば、自分のカメラなどで撮ってしまっても問題ないのですが、写真はプロに撮ってもらうのが一番かわいく映るというのが私の持論なので、写真館に行くことにしました。
とはいえ、ただの証明写真なので立派なフォトスタジオに行く必要はありません。
私のお気に入りはこちらです。
写真館…とは言えないですね。店舗の片隅で証明写真撮影サービスも行っているお店です。
以前駅前の写真プリントの店で証明写真を撮ったところ、あまりにぼんやりした仕上がり。もともとの素材の問題があるとはいえ、ショックでどうしても受け入れられず、ダメ元で撮りなおしたのがこちらのお店でした。
するとどうでしょう!はっきりくっきり、ついでにちょっと美肌な仕上りの証明写真が撮れたじゃないですか!それ以来すっかりファンになり、証明写真が必要となると毎回ここで撮っています。
そして、サンシャインの中にはパスポートセンターもあるため、申請のついでに撮れることも嬉しいポイントです。
今回ももちろんこちらで撮っていただくことにしました。
赤ちゃんの写真をどうやって撮るか
「ところで赤ちゃんの写真なんてうまく撮れるの?」
一人座りができなくても、腰がすわっていれば問題ありません。どうやってとるかというと、映らない角度で親が首や腰を支えてあげながら撮るだけです。
うちの場合はちょうど一人座りができないものの、腰はすわっていたのでこの方法で撮りました。
写真は正面向きの真顔である必要がありますが、子供の目線はお店の人が必死で気を引いてくれますので、親一人で撮りに行っても大丈夫ですが、心配な人は「支え役」と「気を引き役」で2人以上で行くと安心です。
撮影時の赤ちゃんの服装
写真を撮るならやはり「かわいく」写りたいですよね!…あ、思いませんか。
しかし、パスポートの写真については「正面向きアップ」であることが求められます。
このため写真として残るのは、首から鎖骨あたりまでのちょっとだけなのです。
一生懸命胸元にかわいいデザインが入っていても映りません、というわけですね。
逆にそこしか映らないので、撮影時に親が腰をささえてようが全く問題ないのです。
とにかく首まわりの写真映えだけ気にしたらいいんですが、赤ちゃんの服って食べこぼしやよだれなんかでむしろ首回りだけ汚れているということがよくあります。そんな洋服は避けたいです。
また色については、レフ版効果を狙って私はいつも白系にしています。背景は大体薄いグレーだったりするので、そことのバランスも丁度いいと思います。
なお、写真の大きさについては
- 縦4.5cm×横3.5cmのサイズで、申請日前6ヶ月以内に撮影したもの
と、決まっています。写真館で撮影する場合は「パスポート用です」と伝えれば全てお店の人がうまくやってくれます。またこのサイズ、マイナンバーカード用の写真と大きさが同じなので、まだマイナンバーカードの申請をしてないのであれば、写真を流用してたらいいと思います。せっかくわざわざ撮りにいったんですからね。
その他必要書類
戸籍謄本または戸籍抄本(1通)
申請日前6ヶ月以内に作成されたものが必要です。こちらは赤ちゃんの戸籍がある本籍地の役所でしか取得ができません。
本籍地が遠方にある場合は、取りに行ったり郵送請求で取り寄せたりする必要がありますので、早めに準備しておきましょう。
私も住民票住所と本籍地が異なっていたので、別途取りに行きました。しかし以前は本籍地が免許証に書いてあったのでそれを参考にしていましたが、現在免許証上は非表示になってしまっているので、すぐに出てこないんですよね。
窓口で本籍地の記載の必要があったのですが「〇〇区〇〇」までで番地がよくわからなかったため、少し焦りました。最終的にはそれで調べてもらって無事発行してもらうことができましたが、同じ地域に同姓同名がいるとさらに大変なのでは?などと思いましたので、事前に調べてから窓口に行く方がスムーズです。
※旦那側の本籍地なので、全く記憶に残らないんですよね…。
なお、こちらは一人一枚でなくてよいので、親子のパスポートを同時に申請する場合は、親子で一枚で大丈夫です。
一般旅券発給申請書(1通)
申請書はパスポート申請窓口で入手することができます。また、平成28年1月4日以降、外務省のサイトから「ダウンロード」もできるようになりました。
私は申請当日に書きましたが、署名がなかなかうまく書けなかったり、10年用と5年用を間違えたりしたため、3回も書き直しました。
そんなことをしている間に、赤ちゃんぐずり始めてしまったりして結構大変だったので、申請時にも子供連れでないと動けない人は事前に自宅で書いておくと安心です。
※申請時には赤ちゃん本人を連れていく必要はないですが、その間子供の世話をしてくれる人がいないので、私は連れていきました。
戸籍謄本をとりに行った窓口でも大抵入手することができるので、そこでもらっておくのもいいですね。
本人確認のための書類
赤ちゃんの健康保険証と母子手帳、親権者の本人確認書類が必要です。以前は住民票も必要だったんですが、住民基本台帳ネットワークシステムの導入によって、原則不要になったとのことです。
- 住民票住所と同じ都道府県で申請
- 住民票住所への転入届を出したのが直近ではない
のであれば、大丈夫です。心配な方や詳細は外務省のHPでご確認ください。
赤ちゃんのパスポートの署名
もちろん赤ちゃんに自署は不可能です。この場合に親権者が代筆となります。
署名欄には線が引かれて2段になっているので、上の段には「赤ちゃんの名前フルネーム」下の段には「代筆者の名前フルネーム(母)代筆」といった感じで書くことになります。
パスポートの申請
パスポートの申請手続きは、赤ちゃんの住民登録がされている都道府県のパスポートセンターの窓口で行います。赤ちゃんや未成年の子供は、親権者が代理申請することができるので、ここは親だけで大丈夫です。
とはいえ東京都の場合は平日しか申請できないので、結局子連れになってしまうことも多いと思いますが。
なお、受け取りは申請した窓口でしかできないので、例えば戸籍謄本を取りに来たついでに遠方で申請なんかしてしまったら、受け取り時にまた遠方に行く必要が発生してしまいます。行きやすい最寄りの場所での申請がおすすめです。
パスポートの受け取り
無事申請できたら、あとはわくわくしながら出来上がりを待つばかりです!
約1週間程度で受け取れるようになりますが、受け取りには赤ちゃん本人がいないとダメです。
また、6,000円分の収入印紙が必要になりますが、受け取り窓口の横で販売されているので、その場で購入し、受理票とあわせて窓口に提出すれば大丈夫です。