ワイキキの街のいたるところで見かけるトロリー。定番のアラモアナ⇔ワイキキのラインだけではなく、最近は毎年のように新しいコースが誕生してますます便利になっています。
ただ、それも多くは旅行会社の運営するトロリー。JTBのオリオリウォーカーやHISのレアレアトロリーが中心なんですよね。「マイルを使って特典航空券で旅行」「タイムシェア利用」をはじめとした個人手配旅行の場合、旅行会社のトロリーなんて縁のない話。せいぜいJCBカードを見せれば無料で乗れる「ピンクトロリー」で我慢するしかないよね…。なんて思っていませんか?
違います!
現在では個人手配の旅行でも、旅行会社運営のトロリーを利用する方法があるんです。特にHISのレアレアトロリーの場合、ちょとした裏技?を使えば格安での利用も可能なんですよ。知らないあなたは損してる?かも!早速ご紹介します。
※トロリーの画像はレアレアウェブより
JTBのオリオリウォーカーを利用する方法はこちら
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個人手配旅行でもレアレアトロリーを利用する方法
HISトロリーの場合、方法は超絶簡単です。
オプショナルツアーとして販売している【レアレアトロリー 7日間乗り放題パス】を購入すれば良いのです。終わり。
いや、さすがにこれだけではちょっとアレなので、もう少し詳しく書きますと
- 事前にHISのサイトでオプショナルツアーとして販売されている乗車券を予約する
- 料金支払い後、バウチャーを印刷する
- ハワイについたら予約画面で選択したLeaLeaラウンジへバウチャーをもっていく
- 乗車パスを受け取る⇒めでたくトロリーが利用可能に!
以上です。簡単ですね。
注意したい点としては、ネットで購入しただけではダメだということ。ハワイについたら、ラウンジに行って利用パスを受け取らなくてはいけないんですね。LeaLeaラウンジはホノルルのど真ん中になん箇所かありますので、それほど不自由はないと思いますが、もうひと手間かかることは忘れないようにしましょう。
ちなみに、受け取りラウンジは事前に指定が必要です。やっぱり気が変わった、というわけにはいかないので、宿泊ホテルの最寄りのラウンジを指定しておくのが無難かと。
LeaLeaラウンジは4か所です。
【ロイヤル・ハワイアン・センターB館3階LeaLeaラウンジ】
営業時間8:00~21:00年中無休
【ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ内LeaLeaヒルトンラウンジ/ダイヤモンドヘッドタワー1階】営業時間8:00~17:00年中無休
【ワイキキ・ビーチ・マリオット内LeaLeaマリオットラウンジ】営業時間8:00~17:00年中無休
【シェラトン・ワイキキ内LeaLeaマーケットオリジナルズ】営業時間9:00~21:00年中無休
トロリーチケットの料金
7日間チケット(レギュラーパス)
大人ひとり(12歳以上)49USドル
子供ひとり(2歳以上11歳未満)39Sドル
レギュラーパスを使えば、アラモアナ、ワード、カハラ、ダイヤモンドヘッドなど、他社のトロリーがまわることができる場所を一通り回れます。
他にも、シーライフパークなどのイーストオアフや、モアナルアガーデン、ワイケレアウトレット、ウェット&ワイルドなどのウエストオアフまで行けちゃうゴールド/プラチナパスもありますが、ワイキキトロリーというよりオプショナルツアーに近いのでちょっと割愛。
JTBのトロリーは大人50ドル、子供45ドルなので、JTBトロリーよりは安いですよ!というオーラをムンムン感じます。特に大人の49ドル設定…。
まぁJTBより安いとは言っても、結構いいお値段です。個人手配の旅行者でも乗せてくれるだけでありがたいですが、大人2人で1万円越え。
ホノルル滞在が2,3日であれば、オールタクシーの方が割安なくらいじゃない?なんて考えちゃいますよね。
7日間も乗らないし!…そんなあなたに1日券?!
そんなレアレアトロリー乗車券、なんと1日券の設定があります。
アラモアナ・ドンキ・ライン1日券
大人ひとり(12歳以上)25USドル
子供ひとり(2歳以上11歳未満)15USドル
1日単位で売ってくれるなんて、HISって親切!って思いました?JTBもワイキキトロリーもそんなことしてくれないですもんね。でもそれ、はっきり言って勘違いです!
この1日券、よく見てください。乗車できる路線は「アラモアナ・ドンキ・ライン」のみです。これ、ほぼピンクラインと同じライン。ワイキキトロリーのピンクラインならJCBカードを持参するだけで、無料で乗り放題です。ちょこっとだけ、ドンキの方も回ってくれるくらいしか差のないトロリーに、一人3,000円近く払痛いと思います?そんなわけありません!
家族の誰かがJCBカードを持っていれば、この1日券を買う意味は全くないと言えるでしょう。
1日乗車券を格安で購入する裏技
それでも7日分もいらない!という人へ。とっておきの裏技があります。
それは、雑誌「レアレア」を購入すること。
この雑誌650円ですが、レアレアトロリーの1日乗車券の引換クーポンがついています。そしてその乗車券を使えば、「アラモアナ・ドンキ・ラインのみ」なんてケチケチしたことは言わず、7日間レギュラーパスと同じラインに、1日だけ乗り放題になるんです。
つまりどういうことか。1日間レギュラーパスを650円で購入できちゃう、に等しいんですねー!ますますHISで1日乗車券を買う意味がなくなっています。
具体的な手順はこうです。
- 事前に雑誌「レアレア」を購入する(とクーポンがとじ込まれている)
- ハワイについたらLeaLeaラウンジへクーポンをもっていく
- 乗車パスを受け取る⇒めでたくトロリーが利用可能に!
貰える乗車券は、ツアーでもらえるパスよりは大分簡易的な感じです。
いいじゃないか。これで。オプショナルツアーとして申し込む必要なんてなかったんだ!
…大体そうですが、少ーしだけ気を付ける点があります。
引換できる乗車券は当日分だけ!
ラウンジに行ったその日の乗車券になります。このため、3日間使うからと言ってクーポンを3枚持って行っても3日分にはなりません。その日の乗車券が3枚もらえるだけです。
3日間トロリーに乗りたいのであれば、3日間都度都度ラウンジに行く必要があります。
引き換えられる乗車券はクーポン1枚につき1人分だけ
まぁ当たり前と言えば当たり前です。3人家族なら3冊雑誌を買いましょう。49ドル払うことを考えれば安いものです。ちなみに子供の乗車券が欲しい場合も、大人と同じようにクーポンが1枚必要です。
無料版にはクーポンついていません!
LeaLeaは、日本でもHISカウンターやハワイ系のお店などでフリーマガジンとして配布していることがあります。それを貰ってくれば650円さえ払わなくていいんじゃない?なんて考えているあなた。さすがにそれは甘いです。無料版にはトロリーのクーポンはついていません。もちろんワイキキの街中に置いてあるフリーマガジンも同様です。
その他のお店の割引券はクーポン一覧ページに乗っていますが、トロリークーポンはそことは別にとじ込み式になっています。あくまで有料版にだけついているクーポンですので、大人しくアマゾンで買いましょう。あ、WEB版にも当然ついていませんよ!
まとめ:レアレアトロリーに乗りたいなら「LeaLea」を買うべし
コスパを考えれば断然この方法がおすすめです。
というか、毎日ラウンジに行くというのが面倒ですが、7日間チケットを買うより雑誌を7冊買った方が安いんですね。どうなのHIS。さすがにそこまでするのは微妙ですが、宿泊ホテル内にラウンジがあるならば不可能ではないかも。
ともかく、1週間程度のワイキキ滞在なのであれば「基本はピンクトロリー。それでは回れない場所に行きたい日だけ、レアレアトロリーを使う」という使い分けで充分だと思いませんか?
知らない人は絶対損してます!LeaLeaクーポンを使って、格安でトロリーを使い倒しちゃいましょう!
特典航空券で格安ハワイ旅行?!