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子供を保育園に入れたい! ~聞いてはいけないママ友ばなし

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私自身もママ友から色んな保活体験談を聞きました。なかにはかなり胡散臭いものもあります。

 今でこそ「あ、これ聞いちゃダメなやつだわ…」って区別はつきますけどね。

当時は本気にして「早生まれで産みたい!」
とか、今思えば保活的には超危険な思想に囚われそうになっていました…。
ふー、危ない。

 

そんな私の聞いたママ友話の中で、本気で聞いちゃダメだった話ベスト3を紹介します。こんな話を聞いたら気を付けて!

第3位「○○区は待機児童0だし、引っ越しちゃえば」

引っ越しを検討していたころに聞いた話です。
もちろん、必ずしも間違いではない場合もありますけど。

「待機児童0=誰でも保育園に入りたい人が入りたい時に入れるというわけではない」ことが大半ですし、せっかく待機児童を解消しても、「待機児童0と聞いて引っ越してくる人が増える⇒また待機児童発生」なんて話も聞きます。

ちなみに私が聞いた時点でおすすめされたのは「横浜市」「江戸川区」でした。

 

「横浜市」については、当時「待機児童0を達成」と何かとニュースになっていたためだと思います。

「江戸川区」に関しては「子育て世帯にやさしいらしい♪」という、なんともあやふやな情報だったのですが、現在調べてみたところ

  1. 2016年4月時点での待機児童数は、23区で2番目に多い
  2. 2016年4月時点での待機児童率(利用者数/申請者数)は、23区ワースト1位
  3. 認可保育園以外の保育園(認証・認可外保育園)に通わせる場合の補助制度ができたのが23区で一番遅い
  4. 保育料も23区トップクラスで高額 ※年収600万円の家族(30代の夫婦、子1人)を想定して保育料を計算すると、1歳児/3歳児ともに23区で1番高額

 となっていました。

「待機児童数」「申請者数」などは、自治体によって言葉の定義が変わってくるため「ワースト1位」といっても正確な比較はできませんが、23区の中であまり良い状況でないことは確かなようです。

いったいどこが子育て世帯にやさしいの?と思ってしまいますが、少なくとも保育園入所希望の世帯にとっては、あまり制度が整っている自治体ではなさそうです。

 

また、保育園入所の優先順位を「居住年数でつける」地域もあります。例えば豊島区には「豊島区民として、住民税を3年以上課税されている世帯」という調整項目がありますし、「江東区」「杉並区」などにも「居住年数長い世帯」という調整項目があります。※あくまで私が調べた時点の情報なので、最新情報は自治体に確認してくださいね。

もし引っ越した先がそんな地域だったら…。

自分の優先順位、最低になっちゃうかもしれないですよ?

第2位「○○(地元有名企業)の社員だと優先的に保育園入れる。窓口で訴えると良い」

真に受けたら危険な話。

都市部の場合、申込者数は1つの自治体に1000人単位でいるわけです。そして地元に本社がある有名企業って、思った以上に沢山あったりしますよ?
もちろんそこの社員も沢山存在するわけで、考慮しだしたらきりがないと思います。

ただ「実際に私はこの方法で保育園に入所した!」と行っている人に出会ったことはあります。

確かに板橋区の場合だと、調整指数の基準で「特に区長が調整が必要と認めた場合」という項目があるので、窓口で何かを訴えた結果、こういった調整項目へ該当させれば可能性はあると思います。

…が、その人の場合は「産まれるまで申込できなくて、秋に申込締切なら、早生まれは申込ができないじゃないか!不公平だ!」という主張も窓口にて行っていた為、この影響で通ったんじゃないかな、と私は思ってます。もちろん全然関係なく”たまたま空きが出た”のかもしれませんが。

ということで、会社名ごり押しは(多分)効果なしです。

 

また、似たようなもので「議員に知り合いがいるのでコネで入れてもらう」なんていう説もありますが、これも眉唾だと思っています。

少なくとも「普段はお付き合いはないが、知り合いの知り合いに紹介してもらいました!」というレベルの人たちなんてこれまた沢山存在するわけで、こちらも考慮しだしたらきりがないと思います。

「祖父が地元自治体の有力議員です」くらいの話なら頼んでみてはいかがでしょうか。また地方自治体などではまだまだ「コネ」の力が強いところもあるのかもしれません。

 

でも本当に申込者数の多い都市部においては、そんなこと考慮しだしたらきりがないので、とにかく「保育の必要度を点数化」をした上で「最後は年収勝負」のように1円単位の差で機械的に順位を付けているんだと思っていますよ?

 

第1位「早生まれは保育園にいれやすい」

この理由としては「1歳から申込枠が増える」「早生まれは育休明けるとすぐ4月だから、育休明けで入れやすい」というものでした。

が、しかし現状は

  • 1歳から入所枠が増える

⇒1歳児の定員は0歳と比較して増えやすいが、0歳からの持ち上がりでほぼ埋まるので、1歳からの新規枠は0歳からの入所枠より少ない

  • 「早生まれは育休明けるとすぐ4月だから、育休明けで入れやすい」

⇒そのタイミングだと1歳から入所前提。しかし1歳からの新規枠は少ない。かといって0歳からは月齢が足りず入所できない園が多い


…とてもずれています。

もしかしたら0歳からの受け入れ園が少なく、ほとんど1歳からの受け入れが前提の地域/時代であれば、そのとおりだったかもしれないんですけどね。

入れる側も受け入れる側も「0歳4月からの復帰」が主流になってきている現在の都市部とは状況が違いすぎます。

そもそもこの話をしてくれたのが「中学生ママ」。
…あまりに時代が違いすぎました。

 

ママ友ばなしを聞く時には特に「”最近の”事情を知っている人に聞くのが大事!」
というお話でした。

 

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